白ネギ産地化 ブランドづくりへ

JAながの
生産者へ説明をする石川会長(右)
生産者へ説明をする石川会長(右)

JAながのみゆき白ネギ研究会は6月29日、木島平村にある同研究会会長の石川雅忠さんの圃場で栽培指導会を開き、生産者20名が参加した。同農協では振興品目に位置づけており、JA全体で150トンを計画し9月上旬から出荷が始まり12月上旬まで続く見込み。
指導会では、同みゆき営農センターの小林理沙技術員から、土寄せや雑草処理などの圃場管理についての説明があり、石川会長からはネギの大敵となる軟腐病やべと病などの防除方法や農薬散布の時期などの説明があった。みゆきブロック一帯は豪雪地帯で、白ネギは降雪の直前まで収穫が可能な栽培品目として生産振興し生産者の増収につなげている。
石川会長は「年々生産者数が増加傾向にあり、全体の栽培面積も昨年からは200アール程増えている。JAや行政と連携し早期のブランド化を実現し、高品質なネギを全国へ届けたい」と力を込めた。同研究会では月に1度、定例的に独自の栽培指導会を行っており、会員同士での情報交換の場を設け、生育状況や高品質な栽培に向けた情報を共有するなどして、ブランド化への意識が強まっている。

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