花の寄せ植えミニセミナー開催 農業への関心高める機会へ

JA大北
JAファーム職員より寄せ植えについて学ぶ参加者ら
JAファーム職員より寄せ植えについて学ぶ参加者ら

長野県北アルプス地域振興局とJA大北は6月23日、大町市常盤の同JA農産物直売所「ええっこの里」で花の寄せ植えミニセミナーを開催した。セミナーには事前に申し込みがあった地元住民ら10人が参加し、寄せ植えを楽しんでいた。
今回のセミナーは2016年に4月に農業や移住に関心を持つ人を支援するため、地域とのつながりが密接で、多くの観光客らも訪れる直売所を活用し、農業と地域の情報を発信する総合窓口として機能させるのを目的として、同地域振興局と同JAが連携し、同直売所に開設した「農ある暮らしサポート直売所」としての活動の一環によるもの。新型コロナウイルス感染症の影響もあり、活動が制限されるなかで、今年度初のセミナー開催となった。そして感染症拡大防止のため先着10名のみの募集とした。
セミナーでは松川村にあるJAファーム大北南部店の職員を講師に花の寄せ植えを体験。ゼラニウムにネコノヒゲ、ユーフォルビアダイアモンドフロスト、スーパートレニアカタリーナといった4種類の花を鉢に寄せ植えた。参加者らは職員より寄せ植えの基本について学んだ後、実際に寄せ植え。植えた後には今後の管理の仕方などを積極的に質問していた。
セミナーに参加した女性は「寄せ植えはやったことがあるが、普段買わない花を植えることができたので楽しかった。今後もこのような機会があればぜひ参加してみたい」と話していた。
主催した県とJAでは「農業に興味を持ってもらうきっかけとなるように、今回のような気軽に参加できるようなセミナーを引き続き開催していきたい」としている。

MENU