セルリー専門部会現地検討会を開催/目標必達に向け、意思統一

JA信州諏訪
目標必達に向け、意思統一を図ったセルリー専門部会現地検討会
目標必達に向け、意思統一を図ったセルリー専門部会現地検討会

JA信州諏訪野菜専門委員会は6月7日、セルリー専門部会現地検討会を株式会社あぐりライフ信州諏訪JA会館ふじみで開いた。生産者、JA役職員ら55人が出席。市場関係者、JA全農長野職員がリモートで参加し、生産販売方針や事業・販売計画を確認。目標必達に向け、意思統一を図った。
JA管内は夏場、国内に流通するセルリーの約9割が出荷される日本一の産地。今年は、5月上旬にハウスもの、6月下旬に露地ものの出荷が始まり、6月末~7月に出荷最盛期を迎える。年間目標金額は19億6000万円、出荷数は77万6000ケース(1ケース10キロ換算)を計画している。
JA営農部の担当者が、今年度の事業計画を説明。営農センターごとの出荷査定会やセルリー専門部会委員で構成される「規格平準化班」による集荷所巡回、WEBを活用した中間現地検討会のほか、各種研修会を実施する。また品質向上のため、各種葉面散布剤の活用による高温期作柄安定対策試験、「芯なし症」などの各種生理障害対策試験、病害虫の初期防除の徹底なども行う。
後半は、生産者と市場担当者による意見交換を行った。
市場担当者は「コロナ禍で野菜全般の量販店需要が伸びている」と消費動向を述べ、「JA信州諏訪産のセルリーは代替がきかないので、安定的な入荷を期待している」などの声があがった。

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