「持ち寄りまい(米)!届けまい(米)!!フードドライブ」

JAみなみ信州
JA女性部役員からお米の寄付を預かる松澤みや子部長(中央)と鳴海裕子副部長(右)
JA女性部役員からお米の寄付を預かる松澤みや子部長(中央)と鳴海裕子副部長(右)

JAみなみ信州女性部は、2021年度からフードドライブ活動への取り組みを開始した。同部は、食品ロス削減と生活困窮者支援に加え、お米の消費拡大を目的に掲げ継続した取り組みをしようと「持ち寄りまい(米)!届けまい(米)!!フードドライブ」と題し、本会役員会に集まる際に米を寄付することからスタートした。
同部本会は、15日飯田市鼎の同JA本所で行った役員会で、長野県南信州地域振興局の福島ゆかりさんを招き、役員ら14人が持ち寄った約37kgの米を寄付し、フードドライブについて学習した。
福島さんは「地域には公的支援を受けまいとギリギリのところで頑張っている方もいます。そういった方に皆さんのお気持ちまでをしっかり届けていきます」と話した。
寄付を行った飯田市鼎の中村敏さんは「一緒に米作りする夫もぜひにと協力してくれました。困っている人に使っていただければ嬉しい。これからどんな協力ができるかしっかり勉強していきたい」と話した。
同部の松澤みや子部長は「役員の皆さんに協力してもらい、始めることができました。取り組み方法などしっかり学び、支部へと活動を広げていきたい」と話した。
フードドライブはフードバンク活動の一環で各家庭に眠る食品を寄付する取り組みだが、食品毎、賞味期限毎に分別が必要なことやパソコンで入力する寄付リスト作成など全体で取り組むにはハードルが高いため、同部では寄付をお米にしぼり、まずは取り組みをスタートしようと企画した。
同JA女性部は現在1,880人の部員が23支部で活動し、活動を通して地域の活性化や助け合いのある住みよい地域社会づくりに取り組んでいる。

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