品質維持に向けて出荷時の注意点を確認

JA長野八ヶ岳
各品目の説明をする職員
各品目の説明をする職員

JA長野八ヶ岳は、管内の生産野菜主品目が出荷最盛期に入り、管内各地区集荷場で生産者を対象にした査定会を開いた。南牧支所板橋予冷庫では6月18日に行われ、JA全農長野から担当者を招き、生産者やJA職員の担当者など約100人が出席した。
JA担当職員から出荷品目ごとに栽培から収穫まで注意点を説明し、異物混入や農薬散布時の飛散防止、残留農薬検査の徹底などを再確認した。出荷物に関しても適期収穫、生産者ごとに個人差がないことや段ボールを含めた見た目のきれいな荷造りを心がけるよう、参加者に向けて話した。
同支所の野菜専門委員会の中島寛治委員長は「新型コロナウイルス感染症の影響により厳しい販売状況が続いているが、出荷シーズンはまだ始まったばかり。生産意欲をしっかり持ち、各品目の作付けに取り組んでほしい」とあいさつした。
同JAの20年度野菜販売高は厳しい販売環境の中でも、228億円と前年度を上回ったが、21年度も消費者の需要に沿った計画生産と葉菜類の安定・適正生産に努め、野菜販売高225億を目指す。

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