ズッキーニ出荷進む、消費拡大で価格安定

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長野市七二会の畑でズッキーニを収穫する長谷部さん
長野市七二会の畑でズッキーニを収穫する長谷部さん

JAながのさいがわ・ちくま・みゆき地区を中心にズッキーニの出荷が本格化している。今年は天候不順であった前年を4割ほど上回る75万ケース(1ケース2キロ)を予定。主な品種は「グリーンボード2号」「ブラックボー」「ゼルダネロ」の3種。和・洋・中の調理に使用されることから全国的に需要が伸びていて販売は好調。
6月17日はさいがわ地区の各集荷場に700ケースが持ち込まれ、検品作業の後、関東、中京方面へ出荷された。長野市七二会で栽培をする長谷部光男さん(70)は「平年より3日遅い出荷となったが生育は順調で品質も良好。昨年より収量が増えそうだ」と話した。長谷部さんは春・秋わせて3,500ケースの出荷を見込んでいる。
同JAでは標高差も生かした栽培で、5~11月上旬までの長期間出荷して行く。

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