安曇野の風景を後世に 写真講座開催

JAあづみ
撮影した写真の撮影ポイントを説明する林さん
撮影した写真の撮影ポイントを説明する林さん

JAあづみ有明支所は2日、安曇野市穂高の同所で初めて「安曇野の風景写真と写真の撮り方ポイント講座」を開いた。組合員10人が参加。
この講座は安曇野の美しい風景を後世に伝えるとともに写真を撮ることが組合員の楽しみの一つになることを願い開催。組合員でもある林春男さん(80)を講師に招き「感動的な写真を撮るには」と題し講座を行った。
林さんは写真を撮り続けて60年の大ベテラン。学生の頃から写真に魅了され、県内外を飛び回り撮り続けてきた。同市の中学校の依頼で写真に関する授業も行っている。
講座では「主題をはっきりさせ、カメラのファインダーの中で絵を作ること」「被写体に愛を注ぎ目と心を使って美しさを見つける努力をすること」が大切とし、実際に林さんが撮影した四季折々の写真を使いポイントを説明した。
林さんは「写真一枚一枚に価値があり、無駄にはならない。そのことを楽しみだと感じてもらえたら嬉しいし、次代に安曇野の素晴らしい風景などを残していきたい」と話した。
参加した組合員は「写真の奥深さを知ることが出来た。安曇野の散策をしながら写真を撮ってみたい」と話した。

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