栽培から収穫まで児童が管理、米作り体験

JA長野八ヶ岳
糸に沿って丁寧に苗を植える児童
糸に沿って丁寧に苗を植える児童

小海町立小海小学校の5年生22人は6月4日に学校近くの田んぼで田植え体験を行った。同校では、毎年総合学習の一環として児童が米の栽培から収穫までを管理する。
JA長野八ヶ岳小海支所では、1支所1協同活動として児童のサポートやアドバイスをして、同校の米作り体験の支援をしている。
田植えはJA管内の生産者に協力してもらい苗を用意、担当職員から苗の持ち方や植え方、田んぼの中の歩き方など、分かりやすく児童に指導した。児童はそれぞれ10株前後を手に取って1.5アールほどの田んぼに一斉に入り、慣れない田んぼの感触に悪戦苦闘しながらも、約1時間で全ての苗は張り糸に沿ってきれいに植えられた。
参加した児童は「最初は難しかったけど、みんなで楽しく上手に植えられた。収穫まで一生懸命お米を管理したい」と米作りについて話した。
この食農教育は10年以上前から続けている活動であり、普段食べているお米がたくさんの人の苦労があって自分たちに届いていること、協同で作業をする楽しさなどを学ぶ。

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