地域の協力得てアルミ缶回収

JAグリーン長野
アルミ缶の入った袋をトラックまで運ぶ女性部員(長野市若穂、6月1日)
アルミ缶の入った袋をトラックまで運ぶ女性部員(長野市若穂、6月1日)

JAグリーン長野女性部若穂総支部は長年、「アルミ缶回収」を続けている。JA施設4か所に回収袋を設置し、支部員や地域、JA長野厚生連長野松代総合病院附属若穂病院の協力を得てアルミ缶を集め、その収益金で、同院の要望に応じた医療関連器具を寄贈。10年以上、地道に続けられる女性部らしい地域・医療貢献活動だ。
回収業者への引き渡しは、1か月から1か月半に1回、総支部役員がアルミ缶以外の異物等が混入していないかなどを確認したのち、トラックに載せる作業を手伝う。6月1日には役員3人が集まり、業者の手を借りながら、1袋(約20kg入り)、計8袋(約160kg)をトラックに乗せた。役員は「農作業の合間の重労働だが、力を合わせればあっという間に終えることができた」と汗を拭う。また、ほかの役員も「女性部のみなさんも、地域のみなさんも回収に協力してくれて、毎回たくさん集まり、ありがたい。これから夏場は水分補給の機会や量が増えてさらに缶も増えるので、頑張って集めていきたい」と話した。
女性部担当の職員は「地区を巻き込み、女性部役員さん自ら率先して行ってくれ、自主性があり、女性部の中でも模範となる活動。資源の有効活用、環境保全にもつながるので、他地区や総支部にも事例を紹介しながら、女性部らしい活動の輪が広がればうれしい」と話し、活動をサポートしていく考えだ。

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