農業体験で園児と交流、支所協同活動

JAながの
サツマイモの苗を植え付ける園児たち
サツマイモの苗を植え付ける園児たち

JAながの吉田支所は、長野市若槻地区の住民らでつくる(一社)コミわかグリーン倶楽部と協力して毎年、地元の「皐月かがやきこども園」(宮川一恵園長)の園児らとサツマイモ栽培に取り組んでいる。今年で11年目。6月1日、同倶楽部が管理する若槻地区内の畑で、年長の園児28人と「紅あずま」の苗を約300本植えた。
JA職員や倶楽部のメンバー20人がサポートし、園児は大人の手を借りながら11本の畝(うね)で苗を植えた。今後はメンバーと職員が畑の除草や潅水などの管理を行い、10月上旬に園児と収穫をする予定で、収穫したサツマイモは園での「やき芋会」で味わう。
宮川園長は「植付から収穫までを体験することで、食べ物の大切さや感謝の気持ちを育んでほしい、また、地域住民の皆さんとふれあえる場となっていることに感謝している」と話した。
同支所の小林康人統括支所長は「園児の元気な姿を見られたのがうれしい。土いじりを通して農業を楽しんでほしい。10月の収穫を楽しみにしている」と話した。

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