新採用職員、農家で研修 生産者と共に歩む

JAながの
指導する金箱さん(左)と収穫する清水さん(右)
指導する金箱さん(左)と収穫する清水さん(右)

JAながのの2021年度新採用職員27人は、6月1日から6月30日までの間、一人三日間の日程で管内の農家で農業実習を行っている。実習を受け入れた12人の農家のもとで、果樹や野菜の収穫やパック詰め、管理作業などを体験。新採用職員は農業の現場を通じてJA事業について学んだほか、生産者との交流を深めた。
豊野町支所金融課の清水涼佑さんは6月1日から三日間、長野市大町で果樹を栽培する金箱文夫さんのハウスで、最盛期のさくらんぼの収穫を行った。現場実習前には、JAの販売事業や営農指導事業、各地の生産物の特徴などを学んだ。
清水さんは「出荷までのほんの一部の体験であるが、大変な労力が費やされていると再認識できた。生産者に寄り添っていける職員になりたい」と意気込んだ。
金箱さんは「農協の意義と役割をしっかり理解し、頼られる職員に成長してほしい」とエールを送った。

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