JAながのみゆき営農センターは、ズッキーニの目ぞろえ会を各会場で開いている。5月31日は同JAのズッキーニ総出荷量の8割以上を取り扱う飯山市のみゆき野菜花き集荷所に生産者30名が出席し、同集荷所の北川和弘所長が、見本を示しながら品質、形状などの出荷規格の確認を行い、青木拓朗営農技術員は病害虫対策や高温対策などの説明を行った。
出席した生産者の三ツ野英二さんは「春先の低温障害で生育は例年より1週間程遅れてはいるが、生育状態は良好。春と秋でそれぞれ2,700株栽培し、昨年より収量を増やしたい」と意気込んでいる。
ズッキーニは和洋折衷で材料とされることから、近年重要が高く、市場からの期待も高い。同JAの21年度管内全体での出荷計画は1,500トンで全国的にも最上位の出荷量。主な品種は「グリーンボード2号」「ブラックボー」「ゼルダネロ」の3種。6月下旬から出荷最盛期を迎え、標高差を生かした栽培で11月中旬まで長期に出荷していく見込み。