フードドライブ活動で地域の学生を支援 JA佐久浅間女性会

JA佐久浅間
5月17日に開いた贈呈式
5月17日に開いた贈呈式

JA佐久浅間女性会は、今年度からフードドライブ活動に取り組んでいる。国連で採択された持続可能な開発目標(SDGs)と女性会活動を関連付け、会員一人ひとりが目標達成に向けて行動する。
フードドライブ活動はその一つで、SDGsの17の目標のうち「すべての人に健康と福祉を」「つくる責任つかう責任」の達成に向け、コロナ禍で自粛生活が続く地域の学生を支援しようと、同会で初めて取り組んだ。
全会員に家庭で余った食料品などを持ち寄るように呼び掛け、米やレトルト食品など143キロが集まった。
今回は、新型コロナウイルスの感染予防対策の一環でアルバイトが禁止され収入が減少している看護を学ぶ学生を支援しようと5月17日、佐久大学と佐久総合病院看護専門学校の学生に寄付した。
佐久総合病院看護専門学校1年生の奥平弓月さんは「地域の皆さんの支えられていることを忘れず、協調性を持った看護師を目指したい」と感謝の言葉を述べた。
今井正子会長は「女性会の会員が協力することで地域に元気になってもらいたい。食材を遠慮なく使っていただき、勉強に励んでもらえればうれしい」と話している。同会では今後もフードドライブ活動を継続し、地域の学生らの支援に取り組む方針だ。

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