ズッキーニ栽培講習会開催、定植に向け準備始まる

JA上伊那
栽培の注意点を話す職員
栽培の注意点を話す職員

JA上伊那は5月12日から14日にかけて管内5会場でズッキーニ栽培講習会を開催した。5月中下旬の本格的な定植に向け、営農指導員から品種説明や栽培管理、病害虫対策について説明された。
今年は3月まで暖冬傾向だったが、4月から低温が続き地温が上がっていないため、初期生育が心配される。
ズッキーニは茎が弱く成長が進むと自重で倒れてくるため、果実が地面について汚れないよう支柱を使うことを推奨した。その他にも、今年のように風の強い日が多い年には定植の際に、風向きなどを考え、茎が折れないよう風上に支柱を設置して欲しいと説明した。
講習会に参加した、今年から栽培を始めたという生産者は「初めての栽培で不安もあるが、初心者にも分かりやすく、詳しく丁寧に教えてもらえた。栽培が楽しみ」と話した。
同JAでは伊那市富県地区を中心に60人の生産者が600aほど栽培している。収穫時期は7月上旬から9月下旬の予定で、県内でも出荷の少ないお盆前の時期の収穫に力を入れる。

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