好評「苗まつり」 自家栽培した野菜苗販売

JAあづみ
女性部の苗を買い求める来場者ら
女性部の苗を買い求める来場者ら

JAあづみ女性部は15日、安曇野市豊科の安曇野スイス村サンモリッツの駐車場で「苗まつり」を開いた。
部員らが自家栽培した野菜の苗を持ち寄ることで、家庭菜園の充実を図り、地産地消の拡大につなげることを目的に例年開いており、今年で22年目を迎えた。
地域住民からは、丈夫な苗が格安で手に入ると好評で、販売開始前から多くの来場者が並んでいた。
女性部員の8台の軽トラックが会場に並び、オレンジ色の帽子を被った部員らがナスやカボチャ、トマトなどの野菜苗の他に、交流のある南安曇農業高校の生徒が栽培したマリーゴールドなどの花の苗も販売した。来場者はカゴや段ボールを片手に会場をまわり、お目当ての苗を次々と購入していた。
カボチャやナス、トマトなど5種類の苗を買った安曇野市穂高の女性は「知人の勧めで6年前から買いに来ている。ここで買った苗は丈夫で大きく育つから、毎年楽しみにしている」と喜んでいた。
同JA営農指導員による家庭菜園の無料相談コーナーも設け、来場者は野菜作りのコツなどを熱心に聞いていた。
同部の伊藤正子食育委員長は「毎年大勢の来場者に来ていただきありがたい。女性部員や高校生が丹精込めて育てた、野菜苗や綺麗な花の販売が出来て良かった」と話した。

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