田植え作業始まる 適期での田植え作業各地で呼びかけ

JA大北
各地でピークを迎える田植え作業
各地でピークを迎える田植え作業

大北地域管内では、4月27日から同地域の南部の松川村を皮切りに、2021年産米の田植え作業が始まり、酒米などを中心に作業が本格化している。
松川村の水稲農家である一柳徳行さんは5月1日から田植え作業を開始。作業を始めた同日には酒米の美山錦の苗を家族と協力しながら8条植えの田植え機にて植えていた。今年は酒米と食用米あわせて約15ヘクタールに取り組み、美山錦などの酒米のほか、コシヒカリなどの品種も植える。一柳さんは「田植え時期にここまで気温が下がることは滅多にない。当面は水管理をはじめ、徹底した管理に努める。今年も良質米が収穫できるように栽培に取り組む」と意気込んでいる。
JA大北では胴割米の発生を抑制し、良質米生産に向けた対策として適期の田植えのほか、苗がしっかりと活着するように、田植え後の水管理についても徹底するように各農家に呼びかけている。
同JA管内では5月上旬を中心に松川村や大町市などの南部、中部地域で作業がピークを迎え、概ね5月下旬頃まで続く見込みです。

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