安心・安全な食生活と農地を守り、自給運動に取り組もうと、JA佐久浅間女性会は5月13・14日に、14支部の会員約2000人を対象に野菜苗を無償配布した。女性会が取り組む「野菜をつくろう!自給率向上をめざして農育・食育」の一環として、約20年以上前から毎年取り組んでいる。
各支部の班長などを通じて種なしピーマン「タネなっぴー」の苗約2000本とミニトマト「甘っこ」の苗約4000本を届けた。
14日には、軽井沢町のJA軽井沢野菜集荷所で、軽井沢支部の会員に野菜苗を配布した。
軽井沢支部の渡邉郁子支部長は「会員で同じ野菜をつくるので、共通の話題になり楽しい。自分でつくる野菜なので家族にも安心して食べてもらえる」と話した。
事務局の企画総務部ふれあい広報課山浦晃子課長は「野菜づくりを楽しみながら自給運動に取り組んでほしい」と話している。
女性会では、自給運動の実践を通じて地消地産を呼び掛け、健康で心豊かな家庭づくりを進める。