花の力で笑顔いっぱい、8年目の花育事業

JA上伊那
花束を受け取る児童代表ら
花束を受け取る児童代表ら

JA上伊那と同JA花き部会は5月12日から管内の小学校を対象に「花育」事業を今年もスタートさせた。
この事業は行政と同JA、JA花き部会が連携し、児童に花に親しんでもらうことで、感情や情緒を育て心の動きを豊かにすることを目的とした事業で、2014年から始まり、今年で8年目となる。新型コロナウイルス感染症対策のため、花束贈呈は略式で実施した。また、3年生を対象に行っていた生産者が講師を勤める花育の授業は、DVDによる視聴授業に変更し、生産量日本一を誇るアルストロメリア、夏に収穫期を迎えるトルコギキョウの栽培方法や店頭に並ぶまでを学ぶ。
同日、伊那東小学校に同JAの御子柴茂樹組合長や花き部会酒井弘道部会長、同市白鳥孝市長らが訪れ、アルストロメリアの花束と花育授業用の教材を贈呈した。
酒井部会長は花をいつくしむ気持ちを育んでもらいたいと期待を込め「花も人の言葉がわかる。声を掛けながら水やりをして欲しい」と話した。
今年は6月9日までに伊那市、飯島町、宮田村の計18校へ花束と花育授業用教材を贈呈する予定だ。

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