JAみなみ信州農産物直売所りんごの里では5月を「母の月」として特設コーナーを作り、生産者オリジナルの彩り豊かな鉢植えが並ぶ。
「母の月」は、日本花き振興協議会が花き業界最大のイベントである「母の日」を、新型コロナウイルス感染予防を考慮し、5月9日(通常母の日は5月第2日曜日)だけでなく 、5月の1ヶ月間(5月1日(土)~31日(月))を通して、お母さんに感謝の気持ちを伝えようと呼びかけ、5月を「母の月」としてご提案しているもの。これに賛同し、りんごの里でも5月いっぱい取り組む。
母の日の特設コーナーは8年程前、花き農家の長沼春樹さん(飯田市)の提案で作りはじめ、この日も長沼さんの出荷したカーネーションや紫陽花が並び、赤、ピンク、水色と鮮やかな花々がコーナーを彩った。「選ぶ楽しさを」と、花の種類を豊富に用意し、ラッピングにもこだわっている。長沼さんは普段から「直売所が活気付いてほしい。直売所には良いものが並ぶべきだ」との想いを語り、りんごの里を盛り上げる生産者のひとりで職員や他の生産者からの信頼も厚い。
同直売所職員の宮澤晴紀さんは「生産者さんと一緒に企画し直売所を盛り上げることができ、直売所の中に華やかさが増して嬉しい。暮らしに花をそえて、おうち時間を楽しんでいただけたら」と話した。