JAながのは5月26日、長野市信州新町にある新町選果場で、特産の小梅の選果と出荷を始めた。品種は「竜峡小梅」で、信州新町地域一帯は生産が盛ん。地元生産者を中心に、選果場に連日持ち込まれている。出荷は6月上旬にピークを迎える見通しで、6月10日頃まで続く予定だ。
選果場での作業は、傷の有無などを丁寧に確認した後、選果機にかけ、果実の大きさごとに選別する。収量は平年並みの約100トンを見込み、市内や関東方面の市場と加工会社に出荷する。市内の農産物直売所でも特産小梅を販売する予定。
ながのさいがわ営農・経済センターの雲崎竜也営農技術員は「平年並みの実なりで品質の良い梅になっている」と話す。今後は、6月中・下旬から中梅、大梅の出荷が始まる。