食体験で農畜産物PR 国営アルプスあづみの公園で「はくばの豚」使った肉まんづくり

JA大北
出来立ての手作り肉まんを食べる家族ら
出来立ての手作り肉まんを食べる家族ら

大町市の国営アルプスあづみの公園大町・松川地区は3月20日、21日、食体験としてJA大北が生産するSPF(特定病原菌不在)豚「はくばの豚」を使った肉まんづくりを同園内施設で開催した。両日、親子連れを中心に体験に訪れ、参加者らは公園スタッフから作り方を教わりながら、肉まんづくりを楽しんでいた。
今回の体験は、同園の食体験を行うボランティアスタッフより地元の食材をPRできるような食体験ができないかとJAに相談があり同園と同JAのタイアップにより開催。第一弾として、同JAの子会社である有限会社大北アグリサポートが運営する「はくばアルプス農場」で生産されている「はくばの豚」を使った肉まんづくりを同園で行っている食体験のメニューとして追加することに至った。
体験当日は、公園の来場客のほか、JA職員、JA女性部員も食農も参加。体験でははじめに、用意された生地を手で伸ばしたあと、はくばの豚や玉ねぎ、椎茸が入った餡をつつんだ。その後、15分程蒸したら完成。体験に参加した親子連れらは「豚肉の味がしっかりとしておいしい」と喜びを話し、出来立ての肉まんを頬張っていた。
同JAでは「地元の農畜産物のPRの一環として、引き続き同園と協力して食体験を開催してきたい。そして体験を通じて、地元農畜産物の消費拡大にもつながれば」としている。

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