クイーンルージュ 早期産地化を目指して

JA中野市
JA技術員の実演講習に魅入る参加者
JA技術員の実演講習に魅入る参加者

JA中野市とJA中野市ぶどう部会は、シャインマスカットに次ぐ有望品種として期待されるクイーンルージュの早期産地化事業に着手した。
クイーンルージュは、令和3(SAN)年から市場出荷を開始し、3(SAN)年後の令和6年には、3(SAN)万ケースの出荷を目指していることから、JAと同部会では、事業名を「SAN×SUNルージュ」と名付けた。また、クイーンルージュが太陽の光を燦燦(SAN×SUN)に浴びながら、着色がよく食味が整った高品質なぶどうに育つよう願いが込められている。今後、「クイーンルージュ」と「シャインマスカット」、「ナガノパープル」をぶどうの3本柱に、さらなる生産振興を目指す。
4月中旬には、同事業の一環として、クイーンルージュの苗の植え付け講習会が開かれ、生産者50人が参加。JA技術員の実演講習では、メモを取るなど、多くの質問や意見が出され、関心の高さがうかがえた。
JAと同部会では、品質統一に向けて、着果量や房作りなど栽培技術の徹底を図りながら、JA中野市ブランドの構築に努める方針だ。

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