地域農業を担う青年部による試験栽培と食育活動

JA洗馬
播種する青年部員の心意気が一粒一粒に伝わった作業
播種する青年部員の心意気が一粒一粒に伝わった作業

JA洗馬青年部は、管内岩垂原にある試験圃場にて今年もスイートコーンの栽培を始めた。晴天にめぐまれた4月23日金曜日、青年部員約30名が参加し、分担しながらマルチング作業と播種作業に汗を流した。
今年は約18アールの圃場に、管内でも多く栽培されているスイートコーンの品種であるゴールドラッシュ約12,000粒を播種した。
レタス専用のマルチング作業機による作業効率の確認のほか、洗馬の気候条件と主力品種の生育状況を確認することが主な目的だが、ここで栽培されたスイートコーンは洗馬地区の小学生の食育にも活用する方向だ。
青年部長の田中和義さんは、「今年もコロナ禍の中での試験栽培が始まったが、収穫時期にタイミングが合えば是非私たちが栽培した甘くておいしいスイートコーンを地元の洗馬小学校児童のみなさんに届けたい。試験栽培という目的も大事だが、地域の子供たちに
農産物のおいしさや農業の大切さを知ってもらうことも重要なこと」と話した。
JA洗馬青年部一致団結によるスイートコーンの試験栽培は、順調に生育すれば7月下旬に収穫を迎える。

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