JA信州諏訪は4月16日から23日の間、管内のパイプハウスで、水稲苗の伏せ込みを行った。営農部の職員らが、水稲種子を蒔いた育苗箱をハウスに並べた。田植えまで、1カ月ほど育苗管理する。
農家の農作業負担を軽減し、米の安定生産につなげることを目的に、毎年この時期に行っている。今年は、茅野市・原村・富士見町の水稲生産者664人から、育苗箱39,528枚分を受託している。
4月22日、営農部の職員とJAの子会社「株式会社あぐりクリエイト信州諏訪」の従業員ら20人が、富士見町で行った。トラックの荷台から育苗箱3900枚を運び出し、品種ごとに並べて保温シートをかけた。4~5日後に発芽する予定。田植え時に、10~15cmほどの青々とした苗に育つよう、委託生産者が温度や水を管理する。営農部の職員による指導巡回で生育状況の確認も行う。
営農部の職員は「高品質な苗を生産者に提供できるよう、しっかりと巡回を行っていきたい」と話している。