農耕期到来 「吉蔵ネギ」定植作業進む

JAあづみ
定植機「ひっぱりくん」を使って苗を植える部員ら
定植機「ひっぱりくん」を使って苗を植える部員ら

安曇野市内は農耕期本番を迎えている。JAあづみ女性部穂高支部は4月24日、安曇野市穂高の畑約8アールに「吉蔵ネギ」の苗、約1万本を定植した。部員やJA職員ら23人が20センチほどに育った苗を簡易定植機「ひっぱりくん」を使い、次々と植えていった。
「吉蔵ネギ」は70~80センチほどの長さで病気に強く、分けつが少ない太ネギ。柔らかく、甘くてシャキシャキした食感が特徴。ネギ鍋にすると食感が落ちることなく甘さが際立つ。
今後は、部員が交代で有機肥料の散布や土寄せ、草取りなどの作業を行い「吉蔵ネギ・新米・リンゴフェア」(穂高支所)での販売を目指し11月上旬に収穫する予定。
今年で18年目の取り組みとなり、同支部ネギ部長の浅川寿美子さんは「近年の異常気象で心配事は多いが、我が子を育てるように大切に育てたい」と話した。

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