くらしの専門委員会開催 役だつ情報を地域へ発信

JA松本ハイランド

JA松本ハイランドは4月20日、「本所くらしの専門委員会」を松本市のJAグリンパルで開き、各支所のくらしの専門委員長や女性部役員ら37人が出席した。
同JAの横内一郎副組合長はあいさつで、「3JAの合併により新しい仲間が増えた。昨年はコロナ禍で活動が厳しい状況が続いたが、今年は1つでも多く、できる活動を行っていただき、ワンチームとなれるよう組織力を高めてほしい」と話した。
会議では、委員の役割として「くらしに役立つ情報を自ら学び地域へ発信し、利用者の声をJAにつなぎ、事業に反映する」「多くの仲間と情報を共有し、より良いくらしを実現する」といった活動目標について確認したほか、令和2年度の活動報告や令和3年度の活動計画について協議。令和2年度はコロナ禍で多くの活動が制限されたが、令和3年度は状況を見ながら研修会等の活動を再開していく。また、研修として、宅配、葬祭といったJAの生活全般に関する事業や商品について学習したほか、会議後にはWebを通じて築野食品工業(株)の吉田晃二次長によるエーコープマーク品のこめ油と米ぬか石けんについての商品研修会が行われ、参加者は熱心に耳を傾けていた。
同委員会の倉田秀美委員長は「地域とJAを結ぶパイプ役となるため、まずはJAを知ることが大切。本日学んだ事業や商品について地域に情報発信するとともに、楽しい活動を通して地域とJAを盛り上げていきたい」と話した。
同委員会はくらしに関わる組合員の意志をJA事業に反映させるパイプ役を担うとともに、農家、組合員の生活の安定をはかることを目的に設置され、22支所353名の委員が商品研修やセミナーなどの活動に取り組んでいる。

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