JAみなみ信州の子会社、(株)ジェイエイサービス(久保田幸宏社長・飯田市長野原)は17日、虹のホール竜丘で「お人形供養祭」を開催した。
同社では、愛着があって捨てられない人形やぬいぐるみを、僧侶の読経のもとで供養する地域貢献事業として、虹のホール7カ所を持ち回りで開催していたが、昨年は新型コロナウイルスに伴い開催を中止した。今年は、感染予防のため、事前受付と当日はドライブスルー方式で人形受付を行い、供養式には一般の参列を断るなど混雑を回避する対策を講じて開催した。
飯田下伊那各地の327組(事前受付267組、当日受付60組)から約4,500体の人形が持ち込まれ、雛飾りや五月人形の他、アニメキャラクターなどのぬいぐるみが祭壇に並べられた。法要では陽徳山東照寺様(飯田市)を導師に迎えて読経を頂戴し、同社社員らも参加し心を込めて供養を行った。
久保田幸宏社長は「コロナ禍での対策として、一般参列を控えさせていただき社員だけの供養式となりましたが、大切にされていたお人形への愛情や感謝とともに、コロナ収束への願いも含め、皆様の思いをのせて供養することができました」と話しました。