「できる活動」積極的に

JAグリーン長野
活動活性化を誓う松坂新部長
活動活性化を誓う松坂新部長

JAグリーン長野青壮年部は2021年度、「協同の力」をテーマに、「社会を支える農」のPR、安全安心な農産物生産を通じた産地・組織強化をめざす方針を4月15日、定期総会上で決議した。新型コロナウイルス禍で活動制限もかかる中、「できることをやっていく」姿勢で、組織活動に注力したい考えだ。
定期総会は長野市篠ノ井のグリーンパレスで青壮年部役員とJA役職員など35人が出席して開催。2020年度の事業報告と21年度方針決定を含め4議案を審議し承認した。20年度は、コロナで多くの活動が中止、また、ウェブ会議等となったなか、部員アンケートを実施し、JAに対する評価や要望、自身らの活動に対する部員の意識を調査し、JAへと報告。若手農家の要望の実現と地域農業の活性化へ歩みを進めた。21年度は、このアンケートを元に、青壮年部内に専門部会の設立や、営農関連事業への積極的な提言とJAと一緒になった事業・計画等の検討・立案会議の実施、また、青壮年部活動において課題として挙がった内容の克服をめざす方針。部員の意思疎通の貴重な機会となる会議・懇親会等が開催できないなか、「コロナの中でもできる活動は積極的に行っていくことが必要な年」と宮﨑淳一部長が宣言し、21年度の松坂正浩新部長へとバトンを託した。松坂新部長は「宮﨑部長が土台を作ってくれたアンケート内容の見直しや専門部会の設立などを受け継ぎ、皆さんの協力のもと、活動を盛り上げていきたい」と決意を述べた。
神農佳人組合長は、青壮年部のJAへの理解と活動に感謝を述べるとともに、「地域の農業を担う若手のみなさんの営農分野に対する要望を一つでも多くかなえることができるように、みなさんと連携しながら進めるとともに、全力で青壮年部活動をバックアップしていく」と約束した。
総会の最後には駒村信一専務の発声で万歳三唱。21年度のさらなる活動発展に期待を込めた。

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