白ネギの定植がピークに

JA上伊那
丁寧に定植している様子
丁寧に定植している様子

JA上伊那で白ネギの定植がピークを迎えている。白ネギは同JAで出荷する野菜の販売額の中で最も多い品目であり、県内でも1,2位を競う一大産地となっている。昨年の販売額は5億3058万円で前年比の101.4%と好調だった。今年は販売額5億1065万円を目指す。
駒ヶ根市赤穂の農事組合法人北の原では、4月6日に2回目となる定植を行った。定植は3月25日に始まり、収穫時期が集中しないように、約1週間ごとずらし4回に分けて行う予定だ。1回の定植で約1.5ヘクタール、全部で7.1ヘクタールの定植を行う。作業を行う中で土が湿り過ぎていても植えづらく、乾き過ぎていても定植後倒れやすくなるため、土の状態を見極めるのが大変だという。天候によっても土の状態は変化するため、できるだけ天気のいい日を選んで定植を行っている。
同法人、ネギ部長小沢章二さんは「上伊那の白ネギは身がしっかりつまっておりおいしい。薬味としてだけでなく、煮たり、焼いたりしながら白ネギを主役としてたくさん食べていただきたい」と話した。

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