JA上伊那は4月3日、農産物直売所「ファームテラスみのわ」を箕輪町大出の広域農道沿いにオープンした。
同JAが運営する直売所は上伊那管内で3店舗となり、北部地区では初となる。同直売所は同日にオープンした「みのわテラス」の施設の一部。旧農産物直売所「にこりこ」は老朽化のため建て替えが必要となり、同町がリニューアルを決定。新たに指定管理者を募り、同JAが管理者となった。「みのわテラス」のオープニング式典には同JAの御子柴茂樹組合長や役員、箕輪町町長ら関係者約80人が出席。指定管理者を代表して、御子柴組合長は「上伊那の農地1万2000ヘクタールを守っていくためにも、生産者には喜んで楽しんで出荷してもらい、地域の皆さんには地産地消を目的とし購入してもらえる施設にしていく」とあいさつした。その後テープカットが行われ、盛大にオープンを祝った。
オープンと同時に行われた、「ファームテラスみのわ」のオープニングセールには牛乳やきのこ、りんごなど地元産の農畜産物が多く並び、町内外から人が訪れ大勢の客で賑わった。同町から訪れた親子は「広くて、きれいでオシャレな建物だった。野菜や果物などもたくさんあり良かった」と話した。
みのわテラスには、直売所の他に農産物加工施設やレストラン、サイクルショップが併設されている。