JAバンク・アグリサポート基金が発行する食育補助教材「農業とわたしたちのくらし」をJA管内の12小学校へ寄贈した。
5日には、丸山一友常務らJA役職員4人が安曇野市立穂高西小学校を訪問し、松下玲校長(57)に教材や、関連DVDを手渡した。
松下校長は「子供たちには食の有難みや大切さ、農業の楽しさを学んでもらうために授業の一環で米作りを行っている。食や農への理解が一層深まるよう教材を活用していきたい」と述べた。
この教材提供は、主に5年生以上の授業で活用してもらうことを目的に「JAバンク食農教育応援事業」の一環として平成20年から毎年続けており、本年は管内の小学校12校に計1,100部を寄贈する予定。
丸山一友常務は「生活に欠かせない食や農業、環境の密接なかかわりや、安定した食を各家庭に届ける流通や農畜産物の全国の産地等を総合的に学習できる教材となっている。農業に対する理解を多面的に広げてもらえれば嬉しい」と話した。