子どもたちに食と農と大切さ伝える JA大北青壮年部で園児向けにジャガイモ定植体験開く

JA大北
植え方を教わりながら、一つひとつ丁寧に種芋を植えた園児ら
植え方を教わりながら、一つひとつ丁寧に種芋を植えた園児ら

池田町のJA大北青壮年部池田地区相半花見支部は4月23日、地域の子どもたちが農業実際に体験し、食の大切さを知るとともに自然の恵みを実感してもらい、子どもたちへ将来の農業を託す「チャイルドファーム21運動」の一環として園児たちによるジャガイモの種芋植え体験を行った。
この日は安曇野市の安曇野シュタイナーこども園おひさまの園児4人とその保護者らが参加。同支部長で同JA青壮年部の和沢忠志部長のほ場に集まり、男爵芋やキタアカリ、きたかむいのジャガイモの種芋を約4アールのほ場に定植。園児らは和沢部長とボランティアで集まった地域の皆さんからジャガイモの植え方を教わりながら、一つひとつ丁寧に種芋を植えていた。体験に参加した園児保護者らは「毎年体験させてもらっている。子どもたちにとって農体験は貴重な体験なので、大変ありがたい」と話していた。
体験を開いた和沢部長は「今回の体験を通じて、これからの未来を担う子どもたちに食と農の大切さや楽しさを知ってもらえれば」と話す。
ジャガイモの収穫は7月頃を予定しており、同支部ではあわせて収穫体験も行うとしている。

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