感染対策行い組合員向け講座 再開/延べ433人が参加

JA信州諏訪
御柱祭にちなんだ曲に合わせて体を動かした新セミナー「元気体操」
御柱祭にちなんだ曲に合わせて体を動かした新セミナー「元気体操」

JA信州諏訪は4月から、約半年ぶりに組合員向け講座を再開した。講座はダンスやストレッチなどの運動系や絵手紙、フラワーデザインといった文化系など、21種類。延べ433人が参加している。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、昨年4月から全講座が休講。7月~8月に一時開講したが、9月からは再度休講していた。JAは休講中、「対人距離の確保」「手指の消毒」「施設の換気」など、各講座でのルールづくりや環境整備を実施。諏訪地域の感染拡大が現時点で一程度落ち着いていることから、1日より再開している。
9日、諏訪市の諏訪中央支所で新講座「元気体操」を行った。管内に住む13人が参加。長年、組合員講座に携わるエアロビクスインストラクターの葛城明美さん(富士見町)が講師を務めた。
軽めのストレッチの後、来年開催予定の諏訪大社の最大行事「御柱祭」にちなんだ曲に合わせて体を動かした。曲中にある「よいさ!よいさ!」という掛け声や、祭具の「おんべ」を振るような振付で、祭りの勇壮さや高揚感を表現。受講生は初めてのダンスに息を弾ませながらも、終始笑顔で、1時間ほど汗を流した。
参加者の女性は「振付を覚えるのは大変だったが、とても楽しかった。徐々に慣れていきたい」と語った。
同講座は毎週金曜日(月4回)、10時から開かれる。葛城さんは「元気体操を通して、明るく、健康的な毎日を送ってほしい。祭感を出すために、鳴子を持ったり、法被を皆で着たりして、教室を盛り上げていきたい」と話している。

MENU