販売実績2億4000万円増 「第36回通常総会」開催

JAあづみ
総会の冒頭であいさつする二村部会長(中)
総会の冒頭であいさつする二村部会長(中)

JAあづみりんご部会は14日、安曇野市三郷温の果実中央選果所で「第36回通常総会」を開いた。各支部役員やJA役職員ら約60人が出席し、2020年度事業報告や2021年度事業計画など3つの議案を審議し、承認した。
20年事業報告では一部地域で雹害を受けたものの、凍霜害や台風などの影響が少なく、高品質に仕上がった。他産地の貯蔵リンゴが少なく、コロナ禍の巣ごもり需要に対応したことで高単価での販売に繋がった。販売実績は前年対比111.1%、約2億4000万円増の24億589万円だったことを報告。
21年事業計画では生産販売額25億2000万円を目指す。安曇野の特性を活かし、「うまさ」「安全・安心」で売る果物の総合供給産地を目指すことや、生産数量と販売時期の適確な把握により計画生産・計画販売を進め、有利販売につなげていくことなどを確認した。
冒頭の挨拶で二村賢二部会長は「園地の若返りを図りながら数量確保や販売金額の上積みを目指していく。後継者の育成、新規就農者を含めた作り手の獲得にも尽力していきたい」と力を込めた。

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