伊那市のお米の魅力を発信!児童がPRポスターとチラシを作成

JA上伊那
児童が作成したポスターを見るJA職員
児童が作成したポスターを見るJA職員

伊那市境の伊那市立伊那東小学校5年菫(すみれ)組の児童28人が「伊那市のお米」をPRするポスターとチラシを作成しJA上伊那営農経済部へ届けた。
同校は、JAが食農教育を通じた米の需要拡大を目指し、米作りの体験学習に取り組む小学校に対し活動助成金を交付する「JA上伊那お米学習教室」に参加。5年生3クラスがコシヒカリの栽培に挑戦した。菫組ではこの学習の一環で自分たちの田んぼの水がどこから来るのか探求したり、生産者からお米ができるまでの作業を直接聞く授業を行ってきた。2月には同JAの職員が講師となり、管内の米の生産状況や出荷先、農家とJAの関わりを伝える授業を行った。
1年間の学習の集大成としてポスター11枚とチラシ約300枚を作成。児童の手書きで生産者の工夫やJAに出荷された米が大手コンビニエンスストアのおにぎりなどに使われていることをPRした。チラシにはお米を使った料理レシピを載せ「伊那市のお米をたくさんの人に食べてもらいたい」との思いを込めた。
当初は校内での展示を考えたが、より多くの人に見てもらい伊那市のお米の魅力を知ってほしいとJAに届けた。
ポスターを受け取った営農経済部米穀課の吉原由樹係長は「作り手の米づくりにかける思いやJAの取り組みを素晴らしい形で表してもらった。この学習を機にさらに農業に関心を持ってもらえると嬉しい」と話した。
ポスターはJAの農産物直売所「ファーマーズあじ~な」の米の量り売りコーナーに掲示。チラシも買い物客に自由に持ち帰ってもらう予定。

MENU