女性部らしさを発揮

JAグリーン長野
議案を説明する女性部員
議案を説明する女性部員

JAグリーン長野女性部は2021年度、「食・農業の伝承」と「SDGs」に取り組む方針を、女性部通常総会で決定した。新型コロナウイルスの収束に見通しが立たないなか、「女性部らしくできる活動」を通じて、仲間づくりやJA運営への参画、地域への貢献につなげたい考えだ。
総会は3月25日、長野市稲里町のグリーンホールミナミで開き、コロナ対策として規模を大幅に縮小し、女性部役員ら34人が出席。20年度の事業報告や21年度の事業計画案を含む全4号議案を審議した。20年度は、新型コロナウイルスで、研修旅行や大会、各総支部の料理等の活動が軒並み中止。このなか、小学校や保育園、JA長野厚生連病院等への「手作りマスク」の寄贈、Web会議システムを使った遠隔地での交流、また、一時的にコロナが落ち着いた時期には、くらしにかかる活動に取り組み、地域貢献、活動の維持につなげてきた。21年度は、コロナ対策を徹底し、可能な範囲で、食や仲間づくりにつながる活動を総支部・本会で継続強化する方針。また、「SDGs」への理解促進と、この一環に「フードドライブ」などに取り組んでいく方針を確認し承認した。
小林浜子女性部長は「さまざまなことが中止となり、大変残念だったが、コロナのなかでも女性部らしい活動ができ、地域に貢献ができた」と部員の協力に感謝を伝え、21年度の一層の活動強化に協力を求めた。神農佳人組合長は、コロナ禍で地域に貢献してきた女性部活動に称賛と感謝を伝え、さらなるJA事業への協力と活動の活性化を求めた。
会場では、さっそくフードドライブを実施。部員から缶詰や乾麺などが提供された。

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