JAあづみ女性部は19日、安曇野市豊科の社会福祉法人安曇野市社会福祉協議会に米やインスタント食品、缶詰、食用油などを寄贈した。住みよい地域社会づくりのため新たな一歩を踏みだした。
フードドライブは、家庭で余っている食品の寄付を募り、必要としている世帯や団体に贈る活動。同部は令和3年度活動計画で「食を守る」具体的活動として新たに「フードドライブ」の実施を掲げた。フードドライブ地域連携機関である同会への食品寄贈を積極的に行うとともに4月10.11日の両日に開催するJA主要イベント「第42回さくら祭り」などで来場者に配布する予定だ。
鶴見静江部長は「部員らが持ち寄った食品を地域のために活用してもらえたら嬉しい。更なる連携を図り、地域を支えていきたい」と意気込んだ。
同会は常温で保存でき、未開封で賞味期限が1ヵ月以上のものを随時募集している。定期的にフードドライブなど地域住民の暮らしを支える活動を行うとしている。
社会福祉法人安曇野市社会福祉協議会千國充弘総務課長は「食品の寄贈は大変ありがたい。地域住民の支えになるよう有効利用したい」と感謝を述べた。
寄贈した食品は3月20、21日の両日、安曇野市役所で開催された「フードドライブ」で多くの来場者に手渡された。