機械を見る「機会」提供

JAグリーン長野
来場客に機械の特徴を説明
来場客に機械の特徴を説明

JAグリーン長野農業機械センターは、3月20日・21日、2会場で「春の農業機械展示相談会」を開いた。農繁期にあたり、春季に必要な機器の展示を通じ、更新・新規導入の相談、また、実際に機械を見てもらえる「機会」の提供をめざしたもの。1会場で独自の大規模展示会計画したが、新型コロナウイルスに伴う集客分散、感染拡大防止対策として、JAファーム篠ノ井店・松代店の周年セールに合わせ、両店の駐車場に機械コーナーを展開した。
このうち篠ノ井店(長野市篠ノ井)会場では、乗用トラクター、スピードスプレーや、乗用モア、管理機など10社約90台、特別価格品を展示。機械の更新を検討している客や、ファームの買い物客が来場し、農業機械センター職員から、目当ての機械について性能やメーカーごとの特徴などを説明した。男性客は「久しぶりに色々な機械を見ることが出来てほしくなった」と話し、職員の説明を聞きながら、機械に触れたり、家庭にある機械の整備方法などを相談していた。農業機械センター職員は「コロナで大きい展示会ができなかったので、まずは機械を見てもらい、農作業負担軽減へ機械導入を検討してもらうきっかけになればいい」と話した。
JAファーム店の周年セールは、松代店21周年・篠ノ井店17周年に合わせたもの。堆肥や肥料などの農業資材、花や種苗などを特別価格で販売。うち20日、篠ノ井店の堆肥特別価格提供には早朝から多くの来場客が詰め掛け、列を作るなど好評を得ていた。

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