情報共有で栽培技術向上を図る 臼田有機米部会・栽培講習会

JA佐久浅間
部会員ら16人が出席したWEB講習会
部会員ら16人が出席したWEB講習会

JA佐久浅間臼田有機米部会は3月5日、佐久市のJA臼田店を主会場にWEB栽培講習会を開催した。
同部会は、佐久市臼田(旧臼田町)周辺で有機米と無農薬米を生産する農業者グループ。部会員は14人で、有機JAS認証米の「コシヒカリ」、「ミルキークイーン」などを栽培する。
講習会には部会員ら16人が出席。県佐久農業農村支援センター技術経営普及課技術経営係の小浜由彦普及指導員を講師に「気象状況から見た水稲の減収要因と今後の対策」と題して学習した。小浜指導員は、作土層の確保、土壌診断結果を基にした土づくりなど、基本技術の重要性を説明。異常気象に対する技術として、品種の適正標高や土壌改良資材の施用、気象の長期予報の確認などを挙げた。
同部会は今年度、栽培面積約19ヘクタールでJA出荷量は1350俵(1俵60キロ)を計画している。

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