農業への理解深めてほしい 小学校に向けて食農教育資材提供

JA大北
平林教育長(左)に教材を寄贈した山本常務(右)
平林教育長(左)に教材を寄贈した山本常務(右)

JA大北はJAバンク・アグリエコサポート基金が発行する食農教育資材「農業とわたしたちのくらし」を大町市や池田町、松川村、白馬村、小谷村の大北管内12の小学校へ寄贈した。教材では、私たちの生活を維持するために必要な「食と農業」、「環境と農業」のかかわり、さらに安定した食の供給のための流通や農産物価格の決め方等についてイラストやグラフ、写真を通して学ぶことができる。教材を通して「農業」に対する理解を多面的に広げていくことがねらいだ。
3月10日には、白馬村の同村教育委員会で、教材の寄贈式を行い、当JAの山本雅彦常務が同村教育委員会の平林豊教育長へ同村立白馬北小学校分の教材約70冊と教材に関係する映像資料が収録されているDVDを手渡した。
JAの山本常務は「この教材を通じて、普段自分たちが食べている農産物などがどういった形で出来ているのか知ってもらい、少しでも農業に興味をもってもらえればうれしい」と話した。
教材を受け取った平林教育長は「小学校でも授業の一環で畑をやっている。そういった授業の中で、今回の教材も合わせて活用していきたい」としている。

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