JAグリーン長野は、組合員やその家族、地域住民を対象にした「組合員健康企画」を月1回開催している。健康維持・増進やJAを拠りどころにした活動の活性化が目的。新型コロナウイルスの影響により、2020年度は参加人数を制限しながらも、組合員とのつながりの維持や感染防止対策の徹底により継続してきた。
2020年度の最後となる講座「健康ヨガ」を2月19日の午前午後、3月5日に開催。広報誌連動企画として、広報誌1月号の「特集」でヨガの目的や日常生活に取り入れやすいポーズ(運動)を紹介しながら、講座の参加者を募集。予定を上回る応募があり、急きょ開講数を増やして対応、総勢57人がヨガを学んだ。
3月5日の講座は、長野市篠ノ井のグリーンパレス(JA本所)で開き、16人が参加。広報誌で取り上げたポーズの効果や方法、応用を講師が紹介し、全員でポーズをとった。足裏やふくらはぎに関する動きでは、講師が「足は第2の心臓というほど重要な働きがあり、足裏には重要なツボがあるので、入念にストレッチをするといい」と説明。また、講師は、「無理をしてやると続かない。それぞれの体や心の声に耳を傾けて、形式にとらわれずにやっていくことも必要」と話すと、受講生は深くうなずいていた。受講生の一人は、「広報誌を見てやってみたくて参加した。運動不足だったので、実際に先生から学ぶことができて良かった」と話した。
JAでは2021年度も組合員健康企画を開講する予定。好評の「ノルディックウォーキング」を中心に、冬季は室内トレーニングなどを企画し、組合員らの参加を募り、JA事業利用促進にもつなげていく考えだ。