高品質なセルリー出荷へ 育苗巡回実施

JAあづみ
圃場で育苗状況を確認する部会役員ら
圃場で育苗状況を確認する部会役員ら

JAあづみセルリー部会は2月19日、栽培技術向上と高品質なセルリーの安定出荷に繋げる事を目的とする「春作セルリー育苗巡回」を行った。今年は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、参集者を部会役員や営農指導員らに限定。約10人が参加し、管内の若手部会員の圃場を中心に5カ所巡った。播種時期や生育状況、定植時期などを確認するとともに温度管理のコツや病害虫対策について情報を共有した。
同部会は19人で構成され、春作、秋作合わせて1035アールを栽培している。春作セルリーの出荷は5月10日頃から始まり、5月下旬をピークに6月末まで続く見込みだ。
2021年度出荷計画は春・秋作合わせて51,750ケース(1ケース=10キロ)、販売計画は129,375千円を予定している。
営農経済事業部農産課の下田裕貴営農指導員は「苗は概ね順調に生育している。この時期は、寒暖差でハウス内の温度管理が難しい状況ではあるが、病害虫などの障害に注意し高品質なセルリーの出荷をお願いしたい」と力を込めた。

MENU