受賞を励みに産地一丸となりさらに良い花を、FAJオブ・ザ・イヤー最優秀賞

JA上伊那
贈られた表彰状と花束を手に笑顔の御子柴組合長
贈られた表彰状と花束を手に笑顔の御子柴組合長

JA上伊那は東京都中央卸売市場大田市場の花き卸(株)フラワーオークションジャパン(FAJ)が行う、1年間最も活躍した産地を表彰する「FAJオブ・ザ・イヤー2020」の最優秀賞に選ばれた。
2020年は、主力のアルストロメリアの出荷最盛期に新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言が発出された。需要の低下で厳しい販売状況となる中、オンライン会議をいち早く導入し、市場との情報交換、商談に取り組んだ結果、前年度を上回る取引額に達した。フェアや展示を積極的に行ったことも評価のポイントとなった。
2月26日には、セリ前の市場と伊那市のJA本所をオンラインでつなぎリモート表彰式が行われた。市場関係者や買参人が見守る市場のスクリーンに映し出された御子柴茂樹組合長は「2020年はコロナ禍で、大変な1年だったが、FAJはじめ関係者のみなさんにご努力いただき、想定よりも少ない被害に収まった。生産者とともに生きのいい花を市場へ届け、消費者に喜んでいただけるよう努力を重ねていきたい」と感謝を伝えた。

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