JA上伊那は4月3日、箕輪町に農産物直売所「ファームテラスみのわ」をオープンする。同直売所は同じく4月3日にグランドオープンする複合施設「みのわテラス」の施設の1つ。旧農産物直売所「にこりこ」の施設は老朽化などから建て替えが必要となった。2017年に設置した住民会議からの提案などを基に同町がリニューアルを決定。新たに指定管理者を募り、同JAが管理者となった。
2月25日には4月3日のオープンに向けた第1回生産者大会を開催。同直売所に出荷予定の生産者ら約200人が出席し、北村健二店長が年間事業目標や生産者の取り決め事項などを説明。また、商売繁盛の願いを込めてだるまの目入れも行われ、箕輪町やJA上伊那と意思結集を図った。同大会終了後、生産者らは完成した建物を内覧し、出荷のイメージを沸かせていた。
北村店長は「生産者が張り合いの持てる店づくりを心がけるとともに、みのわテラス全体で情報発信の場として地域を盛り上げていきたい」と決意した。
同直売所では引き続き出荷農家を募集する。問い合わせはファームテラスみのわ（TEL.0265-70-5230）まで。