130会場で組合員懇談会、意見・要望を事業運営に反映

JAながの
志賀高原支所で開いた組合員懇談会に出席した組合員
志賀高原支所で開いた組合員懇談会に出席した組合員

JAながのは2月9日~3月7日まで、各支所など130会場で、組合員懇談会を開いている。各会場でJAの役職員が2020年度12月末事業活動報告と事業の現況、20年度決算見込み及び21年度事業計画案について説明。組合員からの意見や要望を事業運営に反映させる。
20年度は、新型コロナウイルス感染拡大による社会経済活動の停滞に伴い、特に農産物販売事業では花きや畜産物の消費減少などによる影響があったほか、葬祭事業では葬儀の小規模化などにより取り扱い実績が減少するなど厳しい環境が続いた。販売体制強化の一環としてJA農産物オンラインショップを開設しブドウ、リンゴ、米などの取り扱いを開始するとともに、生産コスト低減をはかるため22年の供給をめざしてJAオリジナルブドウ用肥料の開発を進めた。
21年度は、中期3カ年計画の最終年度として、営農指導の高度化、実需者ニーズに応じた販売企画提案、オリジナル低コスト肥料の開発などによる生産資材コスト低減の実現に向けて、スピード感を持って取り組みを強化する。また、農業やJAを取り巻く厳しい環境変化への適切な対応をはかるため、経営改善をはじめとした自己改革を進める。

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