JAあづみ女性部倭支部は18日、松本市梓川の倭ふれあいセンターで「特製まんじゅう作り教室」を開いた。
組合員や地域住民、JA理事、女性部員など約23人が参加した。参加希望者が多く、午前と午後に分けて開催し、活気溢れる料理教室となった。
講師はJAあづみ女性部倭支部の小松みつ子部長が務め、「強く混ぜずに縦に切るように混ぜて欲しい」「蒸かした後、うちわで仰ぐとツヤがでる」など調理のポイントを説明するとともに、参加者の質問に対し実演を交えながら丁寧に答えていた。調理したまんじゅうはおから・あんの2種類。おからは挽肉やねぎ、ニンジンなどを加えるとより美味しく味わえる。
料理開始から約1時間で出来上がり、丹精込めて調理したまんじゅうを食べながら交流を楽しんだ。
倭地区担当の細田範良理事は「ふれあいセンターが組合員や地域住民の拠り所として利用され始めている。これからも地域の活性化に繋がる企画を考えていきたい」と意気込んだ。
参加者は「今までJAを利用する機会が少なく、参加に不安があった。親しみやすい雰囲気で楽しく調理できた。また参加したい」と喜んでいた。
同センターは「事業基盤再編マスタープラン」に基づく支所再編により金融窓口を移管した旧支所の建物を活用した施設で、地域の特性を活かした営農活動や組織活動、相談活動、組合員対応など組合員の拠り所として地域活性化の一翼を担っている。