JAあづみは、2020年分の所得税等の確定申告が16日から始まる事を受け農業従事者や個人事業主に向けた「確定申告個別指導会」を開いた。同会は管内4会場で開かれ、完全予約制。相談時間は30分ほどで、2月15日~22日の日程で行われる。
初日となったこの日は、松本市梓川の梓川支所で開かれ、関東甲信越税理士会から2名の税理士を招き14人の申告手続きを行った。
参加者は「農機具の減価償却」や「消費税の計算方法」、「扶養控除の条件」、「各種保険料控除」などについて熱心に質問し、税理士らは参加者にわかりやすいよう丁寧に説明した。
同会は節税対策や農業経営など税理士から直接アドバイスが受けられると好評。毎年開催しており、昨年は109人が参加した。
参加者は「税金のプロである税理士に申告内容が間違いないか確認してもらえるので安心する。節税のアドバイスももらえて満足している」と話した。
今後、3月19日には安曇野市堀金のJA広域営農センターで「消費税申告個別指導会」を開催する予定だ。