大北園芸振興協議会うまいくだもの推進北安曇地方部とJA大北は2月1日、同JA管内主力品種である「ふじ」を中心とした品種の剪定講習会を松川村と大町市内のリンゴほ場2ヶ所で開いた。
松川村の会場では同村のリンゴ生産農家約30人が参加。講習会では長野県農業技術課の技術員より適切な着果へ誘導するため、実演を通した良い整枝剪定のポイントや剪定の基本となる日当たりや作業性という部分を意識した剪定の手順等の説明を受けた。この日実演したのは「ふじ」の木。農家らは技術員の剪定の様子を一つひとつ見て確認し、質問もしていた。参加した農家らは「今回の講習会を参考に剪定作業を行い、品質の良いリンゴの生産にしっかりとつなげていきたい」と話していた。
大北地域での剪定作業は水稲育苗作業が始まる3月まで続く。