新規生産者獲得で産地強化へ/JA佐久浅間花き出荷生産者募集説明会

JA佐久浅間
説明を聞く参加者
説明を聞く参加者

花きの生産基盤の維持拡大に向け、意欲ある担い手の確保・新規栽培者の育成を図ろうと、JA佐久浅間は1月27日、佐久市のJA本所で花き出荷生産者募集説明会を開いた。JAでは、栽培面積の減少が進む花きと果樹で担い手の確保・育成が急務であることから、2019年に花卉果樹振興センターを設立。以後、センター職員を中心に管内で新規栽培者向け講習会の開催などに取り組み、生産振興を図っている。
説明会には、新規生産を検討する87人が参加。花き果樹振興センターの担当者がJA管内の生産概要を紹介した他、カーネーション、アルストロメリア、トルコギキョウ、小菊、ユーカリ、姫ひまわり、ヒマワリの7品目の作型や栽培収支試算などを説明した。参加者はメモをとるなど熱心に説明を聞いていた。
花き果樹振興センターの中澤毅センター長は「定期的に栽培講習会などを開き、作業方法を説明する他、個別相談も受け付ける。また、助成金や農業融資の相談にも応じるので、初めての人でも安心して挑戦してほしい」と呼び掛けた。

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