JAグリーン長野生活部は長野市篠ノ井のグリーンパレスで1月28日、「JA女性カレッジ」を開いた。新型コロナウイルス対策として2回に分けて開き、受講生35人が参加。外出機会が減るなか、運動不足や日頃の心理的負担解消を目的に、日本3B体操協会公認指導士から「3B体操」を学び、体を動かした。3B体操は、名称に「B」がつく3種類の用具(ボール・ベル・ベルダー)を使って、さまざまな音楽に合わせて体を動かすもの。今回は、浮き輪のような8の字型の用具「ベル」と大きな輪ゴムをつなげたような用具「ベルダー」を中心に活用し、用具を手に持ち、音楽に合わせて腕を伸ばしたり、腰をひねるなどし、柔軟性の向上やバランス機能の改善、有酸素運動を意識し体を動かした。受講生は、「久しぶりに体を動かせた。音楽にのせて動くので、気持ちの良い時間で楽しく過ごせた」と話した。女性カレッジ担当職員は、「コロナ禍で、講座等を企画することも迷いがあるが、対策を取り、受講生のみなさんの心身の健康維持増進につながる企画で、"コロナに負けない"ことができればいい」と話した。
JA女性カレッジは、JAをよりどころにした女性の集い。JA利用の促進、女性部等のJA組織への参加促進を目的に月に1回、健康やくらし、料理等、女性が興味を持つ内容の講座を開講し、管内在住の女性100人が登録する。JAでは、新型コロナウイルス感染拡大状況に応じ、慎重に企画実施の可否を決定し、対策を講じて開講していく考え。